加護ちゃんのこと

mixiより転載)
とても纏まりそうにないので思いついたまま書くよ



今でこそ℃-uteに夢中な私ですが、昔はダブルユーに夢中な時期もあったんですよ
辻ヲタでも加護ヲタでもなく、ふたりのWが好きだったんです
渋谷でゲリライベントがあると聞いて飛んでいったものの既に手遅れで、そのあと新幹線で千里セルシーに駆けつけたこともありました…
初めてのハワイツアーはWと決めて申し込みもしたんですが、ご存じのようにツアーは中止となってしまいました
(その後、辻ちゃんと矢口さんのハワイツアーもあったんですが、それはやっぱりちょっと違うな…と思って申し込みませんでした)
今でもふたりの大ファンですし、加護ちゃんが復帰してふたりのステージが再び見られることを楽しみにしていました
今回の件で、その願いは叶わなくなりました
加護ちゃんの人生が終わったわけではないけれど、待ち望んでいたWのステージはもう見られそうにありません
実現しなかったハワイツアーと、日の目を見なかった3枚目のアルバムと…


花見で加護ちゃんの話題が出たときも「あいぼん終わった」みたいな話に頷くことはできなかったし、件の記事にも悪意しか感じていませんでした
彼女を責めることも出来ないし、やっぱりあの子のことが好きだったんですね
失ったものの大きさに呆然として、涙も出ません


今でも辻ちゃんの隣にいるのは加護ちゃんしかいないと思います


5月の辻ちゃんのファンの集いに当選したんですけど
辻ちゃんには、なんと声を掛けていいのかわかりません
きっと健気にいつもの元気な姿を見せるんだろうな…


私よりもずっと加護ちゃんのことを信じて、頑なに彼女を待っていたひともたくさんいるだろうし、辻ちゃん加護ちゃんのことをずっと待っていたんでしょうね


ほかのメンバーに悪影響だから早く辞めるべきだったとか、本人が悪いとか、事務所が悪いとか、そんな意見にも同調できません…
幸せで楽しいことは永遠に続かないから美しいのだと、理屈ではわかっていても、とても納得できるものではありません


私の愛したWの、ふたりのデュオは永遠に失われてしまいました
加護ちゃんのステージ姿を再び望んでも今すぐには叶いそうになく、たとえ遠い未来に実現したとしてもそれは思い描いていたWのステージとは違うものになるでしょう


加護ちゃんには幸せになって欲しいと願いますが、いまの彼女に正しい道を選ぶことができるかどうかは正直疑わしく、これをきっかけに更に人生に迷うようなことだけは絶対に避けて欲しいと思います


やっぱりあんなに好きだった子を急に嫌いになったりは出来ないものですよ



それにしても、我々がこの1年で失ったものはとても多くて大きすぎる
アイドルのファンであることには常につきまとうことで覚悟も必要かと思いますが、こんな形のお別れはもう厭です……加護ちゃん



 ※ ※ ※



きのうもぼんやり加護ちゃんのことを考えていたんですけど
ひょっとして(絶対にありえないけれど)
タバコも18歳年上も週刊誌もぜんぶ計算ずくで
自ら道を選んだのではないか、と思ったりもしました…


そう思わせても不思議ではない非凡さが彼女にはありました
あの子のその天才肌的な側面が、自分の首を絞めるような行動に走らせたんじゃないか、と



加護ちゃんを通り過ぎていったひとは
数え切れないくらい大勢いるのに
誰ひとりとして彼女を救ってあげることは出来なかった…



彼女は歌手でいることよりも
かけがえのない仲間よりも
大切なものを見つけることが出来るんでしょうか…?